INTERVIEW.11
店舗の価値を高め、広く発信する
きちんと伝わるデザインと安心の施工で
地域に愛され続ける看板屋
有限会社アール・ムコヤマ
専務取締役
篠原 元基 様
昭和34年に向山菊栄が創業した看板店。最新のノウハウと最高の資材、高い提案力と柔軟性で効果のある看板を製作し続けている。創業当時は「ムコーヤマ看板店」だったが、昭和63年「有限会社アール・ムコヤマ」に社名変更。「タウンページで上にくるように」という狙いがあった。
- INFORMATION
〒400-0032 山梨県甲府市中央4丁目12-27
【TEL】055-233-6563（代表）
看板屋＝広告美術の専門職です
アール・ムコヤマさんは、どんな看板製作をされている会社でしょう？アール・ムコヤマさんがおすすめする看板は？
看板、つまり“サイン”や“ディスプレイ”となる文字はすべて請け負います。ポスターやフラッグ（旗）から、シール、立体、カーテッピングまで。最近の人気はLEDの「チャンネル文字」。厚みのある立体文字で、存在感や高級感、のある立体文字看板です。
ホームページを制作してから変わったことはありますか？
ホームページを制作した目的は、県外の企業、とくに本社は県外でも山梨に支社を持っている企業との繋がりがほしかったから。弊社は「タウンページで上位位置にくるように」と、昭和63年にフランス語で美術を意味する「アール」をつけて社名をアール・ムコヤマとしました。当時も仕事の依頼が増えましたが、ホームページを作ったことで県外の企業からの問い合わせが増えました。目的通り、と感じています。
看板屋としての国家資格「屋外広告士」（大型看板の設置資格）を持つアール・ムコヤマさんだからできること、どんなことがありますか？
本来であれば、看板を取り扱うときには必要な資格です。しかし現在は“もぐり”で行なっている会社も正直多い。
屋外広告士の資格を取得し、きちんとした取り付けを行なっている弊社では、50年以上の間看板落下なのどの事故はゼロです。
看板としての目的をきちんと果たすデザイン提案を
昭和34年創業。実績豊富でお客様からの信頼も厚いアールムコヤマさん。看板屋というお仕事の面白さ、やりがいを教えてください。
看板屋のやりがいは、自分の手がけたものが街の目印になっていることや、看板の効果でお店が繁盛してくれることです。看板は設置したら終わりではなく、看板を見た人から依頼をいただけるなど1つの看板から色んな次につながることも多くあります。このような繋がりも嬉しいですね。
時代が移り変わる中で看板に対するニーズも変わっているのでしょうか？
もともとアール・ムコヤマは創業者である祖父が得意な絵画・習字を生かしてはじめた看板屋です。昔は「技術で勝負！」でした。でも今は「機械で勝負！」の部分も大きいです。とはいえ柔軟な発想や個人のセンスがなくていいわけではない。私たちは、見た人からかわりやすい看板。デザイン性の高さだけではなく、看板としての目的をきちんと果たせる看板を得意とし、製作しています。
様々なツールで情報発信ができる現代において、看板の必要性をどのように考えますか？
友人に「看板屋はなくなるよ」といわれたこともありますが、看板は店舗を持ったら必ず必要な“アイキャッチ”です。口コミやSNSは一部ユーザーだけの情報。一方で看板は開かれた目印です。それに、外観は素敵なのに看板のせいですごく安っぽく見えてしまうお店ってありますよね？そういう意味でもきちんとした看板は必要。看板は店舗の価値を高められるものだとも考えます。
これからの時代これが面白い！という看板はありますか？また、看板の見方、こんなところを意識して看板を見てみると面白いということ、何か教えてください
これからは、走る広告と言われる「カーラッピング」や「木彫り」の看板が面白いと感じています。木彫りは、印刷看板が多い中独得の味わいがありますよね。看板の見方としては、看板は設置場所、サイズ、素材、それからデザインまですべてフルオーダーということをまずは知ってほしい。デザイン的なところでいうと、昼と夜で雰囲気が違う看板も多くありますので面白いですよ。
マニュアルズへひと言
ホームページを制作していただいたことで、県内県外様々な企業や個人から問い合わせをいただけるようになりました。まさに、狙い通りの効果です。SEO対策もしっかりしていただき、検索したときに上の方に表示されるのも嬉しいですね。またリニューアルを検討するときにはぜひお願いしたいと思っています。「真面目」「真剣」というワードが似合う、安心して任せられる会社だと思います。
アール・ムコヤマ 篠原様
ありがとうございました！